美々卯について
自分たちが
納得できる物しか
お出ししない。
そんな家業的な考え方が
美々卯の誇りです。
美々卯の過去と今
美々卯は泉州・堺に200余年続いた料亭で、代々主人は耳卯兵衛を名乗りました。先々代・平太郎が悟るところあり麺類専門店として耳卯楼を「美々卯」と改め、長年修業した料理技術を活かし「うずらそば」などを創作。なかでも「うどんすき」はとくに好評をはくし大阪を代表する名物となりました。
創業以来、伝統の味を守り続けるために、すべての店で2時間かけて出汁を引き、契約栽培した国産蕎麦は自社工場の石臼で製粉し、店で蕎麦を打つという手間をかけて料理を作っているのが美々卯の特色であり、私どもの誇りとするところです。
時代が変わっても、「自分たちが納得出来る物しかお出ししない」というこだわりを追求する志は変わりません。美々卯の暖簾は数え切れないご贔屓さまにつながれて、今日も皆様のお越しをお待ちしております。
美々卯のこだわり
美々卯は、出汁を料理だと
考えています。
北海道産の利尻昆布、土佐清水産の宗田鰹節、枕崎産の本枯節から2時間かけて出汁をとることから美々卯の朝は始まります。灰汁を取り除き、旨味を凝縮させた出汁は透明で澄んだ黄金色をしており、美々卯の味の決め手となります。
蕎麦にこだわり、
腕にこだわる。
「うどんすき(登録商標)」が看板商品ですが、代々、主人は蕎麦の味を追求してきました。北海道の中村さんの契約農場の他、年間を通して良質な玄蕎麦の確保に努め、石臼の製粉機を完備した工房で毎日ひいて店に届け、料理人の手で麺にします。
貝杓子(じゃくし)とおかさ、
食べる愉しみを考えた器と道具。
日本古来の貝でつくられたスプーンや漆塗りの器、麺を鍋縁に這わせてとるようにつくられた独自のお鍋、火の近くでも冷たく飲める凍結酒など、先代が考えた料理のお召し上がり方は今なお受け継がれています。
ひとりでも良し、
ふたりなら、なお良し。
「うどんすき」は、みんなで囲む鍋は美味しい、という想いから誕生しました。お一人様でも大人数様でもご満足いただけること、普段のお食事から大切な会合にもふさわしい空間づくりと接客に努めています。
美々卯のお料理
過去の歴史、受け継がれてきた志とこだわりから美々卯の料理はできあがります。
“自分の子供に毎日でも食べさせられる安心感”と、日本料理の伝統として大切な季節ごとの食材を用いた素材感、また一口目から美味しいと言わせる大阪ならではの“喰い味”を追求して、麺類やお弁当など、出汁を効かせたメニューをご用意しております。
※店舗によって取扱いのない料理がございます。また、セットの内容やコース・金額等も異なります。
詳しくは、店舗詳細からぐるなびページにアクセスいただくか、各店舗までお問い合わせください。